経営戦略策定のためのプロセスは以下のようになります。
最上流から開始してもよいですが、お客様の状況及びご依頼に応じて、前のプロセスの情報は確認の上、途中のプロセスから開始することも可能です。
(1) 経営者の想い、ビジョン、社是などを起点に、企業として目指す方向性を改めて確認します。
抽象的な内容で普段はあまり意識していない方も多いですが、単なる形式的なものではなく、その後のプロセスにおいて意思
決定に迷った時に判断基準や関係者の価値共有の拠り所となります。
(2) 現状事業の分析を行います。
SWOTなどの手法により、自社の強み・弱み・外的要因としての機会・脅威などを把握し、分析します。この分析結果を基に新
たな戦略を検討します。強みを生かした新しい事業分野を目指すのか、あるいは優先順位の高い経営リスクがあれば、まずは
弱みを早急にカバーすべく、課題解決のための戦略を検討します。
(3) 事業戦略を実現するためのCSF(重要成功要因)を明確にします。
5W1Hに従って、事業のアイディアを明確な文章にします。これにより、事業を実現するための個々の課題も明確になってき
ます。
(4) 課題解決方法の検討
各種課題についてその解決方法を検討し、複数の解決案及び代替案を出します。課題の解決方法は、基本的に企業の重要な
リソースである、いわゆる、人・物・金に起因します。現在はそこに「情報」あるいは「システム」が重要なリソースとして
あるいは、道具として追加されます。バランススコアカードなども活用し、現実的かつ漏れのない解決案を検討します。
(5) ロードマップの作製
解決案を基に、各解決策毎の全体スケジュールを作成します。解決案毎に必要とするリソース(人、予算など)、個々のタス
ク毎に実施時期を決めます。
事業戦略の一連のプロセスを実施します。お客様の体制、成果物目標に応じて、アドバイザー支援に加え、弊社テンプレートを使用した成果物作成までご予算に応じて実施させていただきます。
まずは、ご相談ください。
ものづくり補助金、事業再構築補助金など、事業戦略を具体化した事業計画がないと採択されません。一連の事業戦略策定プロセスを圧縮した手順で、より具体的な解決策からマーケティング企画までご支援します。
CIO(情報担当役員)、情報システム部門の管理職の皆様の企業のIT化に関する日頃の悩みを解決します。DXも問題ありません。レガシーシステムの更新、ベンダーからの提案・見積の評価、プロジェクトのチェック、改善など多様なご相談を解決します。
システム化企画では、事業戦略を実現する上で必要なシステム、あるいは課題を解決するためのシステムを検討・調査し、具体的なシステム化方針を決定します。
具体的な事例としては、レガシーシステムのリプレースはどうしたらよいか、新しいECサイトを構築したい、AIを利用した業務システムのアイディアがあるがそもそも実現可能かなど、既存のシステム環境を考慮した上で、今後どのような技術やサービスを使用し、どのような手順でシステムを導入したらよいかを検討します。IT技術、ネットワーク、システム運用、コスト、導入手法など多面的に検討し、確実かつ投資効果の見えるシステム企画を策定します。
経営者や事業部門、システム部門から要望のあったシステム事案について、まずは、目的とその効果を明確にします。
次に、現状システム環境を踏まえて、導入するシステム技術の検討、具体的な選択肢としてのシステム候補の提示、予算の算定などを実施します。
ERPシステムやパッケージソフトなどを導入する前段階として、より効果的かつスムーズな導入を実現するために、現状の業務要件をシステム要件として具体化し、さらに業務自体の標準化、効率化を図る改善提案も含めた、あるべき業務に基づくシステム要件を定義します。
システムを導入する際に企業の要件に合致した最適なシステムとベンダーを選定するために、RFP(提案依頼書)の作成、選定手順の提案、評価表の作成、評価選定作業などご支援します。
選定後もご要望に応じて、お客様の導入プロジェクトのプロジェクト管理支援も行います。
ビジネスモデルを実現する上での課題は、システムだけでは実現できません。また、業務課題をそのままでシステム化しても効果が上がりません。そこでシステム化に先立ち、各種業務の洗い出しと分析を行い、現状業務における課題の抽出とともに改善テーマを検討し、改善後のあるべき(TO-BE)業務定義の作成を支援します。
システム化を前提とした現状業務の分析から、あるべき姿としての改善後の業務フローの作成を支援します。ご要望により、新業務フローの作成作業も実施します。
ERPシステムやパッケージソフトなどを導入する前段階として、より効果的かつスムーズな導入を実現するために、現状の業務要件をシステム要件として具体化し、さらに業務自体の標準化、効率化を図る改善提案も含めた、あるべき業務に基づくシステム要件を定義します。
弊社はコンサルティング業務のみならず、実際のシステム、クラウドERPなど各種サービスの提案、導入、運用支援まで行うことで、コンサルティングで提案したシステムの実現まで対応します。
特にクラウドERP-GENではアジャイル手法を取り入れ、迅速かつスムーズなシステムの立ち上げを実現します。
クラウドERP-GENは、導入支援パートナーとして、オンラインデモから業務要件に応じたマスタ設定、ノーコードツールであるBoost機能によるカスタマイズ、データ移行支援、本稼働後の運用支援までオンラインでスピーディに対応します。
SCMシステムとして国内有数のERPパッケージである「mcframe」は製造業を中心に高いシェアを保持しており、弊社もmcframeパートーナー企業様の特に要件定義などの上流工程を中心に支援させていただいております。
高価なRPAソフトを必要としない、WindowsPowerAutomateを使用したコンピュータ業務の自動化に取り組んでいます。ERPとのデータ連携など手作業ではクリティカルな業務の自動化に対応することで、APIによるシステム間連携などの開発を削減することができます。
情報セキュリティは、今や重要な経営課題です。必要なセキュリティ対策はもとより、いざというときのインシデント対応など必要最小限のコストで実現する対応方法を提案します。
まずは、セキュリティの対象となる情報資産を特定します。次にその情報資産毎に改ざん、漏洩、紛失等が発生した場合の業務への影響度、経営上の損害などを算定します。同時に発生頻度を考慮した上でリスク値を計算し、何らかの対応が必要な情報資産について、対応方針を検討し決定します。
この対応方針にそって、具体的な情報セキュリティ対策の実施計画を立てます。セキュリティ管理規約などの文書化も必要ですが、同時にマネジメントシステムとして、いわゆるPDCAのサイクルを回す仕組み(ルール)を策定し、継続的な活動として維持する必要があります。
また、インシデントつまり何らかの障害が発生した場合の対処方法は、情報セキュリティも他の経営リスク以上に迅速な対応が必要になり、システムが絡む場合は特に専門的な知識が必要となります。
社内で専門家の確保が難しいようであれば、外部のベンダーも含め継続的なサポートを契約するなどして協力して対応し、火災訓練と同様に定期的な訓練を実施することが必要になります。
弊社では、個々の具体的なサービスは提供していませんが、ポリシーの作成、対策、外部のセキュリティ専門会社や各種サービスの紹介など、情報セキュリティをしっかりと担保したうえで、コストを抑えた運用が維持できるよう支援します。
まずは、自社の情報セキュリティの状況を診断します。現状の認識とそのリスク箇所を明確にし、段階的な改善計画を作成します。
情報セキュリティ方針、ポリシーの策定を支援します。
さらに、方針、ポリシーをベースに情報システム管理規約、情報資産のリスクマネジメントなど具体的な対策まで支援し、ルール化します。
PMS(個人情報マネジメントシステム)は、個人情報保護法に基づき、管理する仕組みです。全社で取り組むための組織の定義、個人情報の特定、さらに継続的に推進するための委員会の設置、活動におけるPDCAの実施による継続的な改善が必要となります。
このようマネジメント体系の構築を支援します。