ノーコードERP GEN

ノーコードERP

当社は、2020年よりGENの導入支援パートナー(GEN BROTHERS)としてお客様のサポートさせていただいております。

単なる販売パートナーではなく、お客様がシンプルで自由に働けるよう、あるゆるビジネス課題を解決するプロフェッショナルです。GENの導入プロセスはもとより、長年のERPパッケージの導入支援実績に基づく、販売、生産、物流、原価、会計などの業務のベストプラクティスの提案の他、RPAやGoogleAppsなど周辺サービスとの連携による各種ソリューションをご提案します。

1.コンセプト


クラウドERP-GEN(ジェン)は、販売・生産・購買・原価管理など企業の基幹業務をカバーするERPシステムです。業務機能が豊富であることはもとより、ワークフロー・ファイル管理・BI・内部統制などオールインワンのパッケージサービスです。

さらに、GENはこれまでのERPと違い、新しい「自由な」システムです。

「インフラからの解放」「標準機能からの解放」「ベンダーからの解放」そして、「サスティナブルなシステム」です

クラウドサービスなので、サーバ、データベース管理は不要となりPC、タブレット、スマートフォンなどのデバイスとブラウザさえあれば、どこにいても利用できます。また、GENの大きな特徴として、ノンプログラミングの「Boost機能」を使用して標準機能のカスタマイズが可能です。さらに「ベンダーからの解放」とは、GENの導入に際しては、当社コンサルタントが業務に関わるきめ細かなサポートを提供しますが、GEN自体はシンプルなマスタ」と習得が容易な「Boost機能」により、お客様自ら運用の準備作業が実施でき、本稼働後もタイムリーに機能の追加やカスタマイズができます。

そして、カスタイマイズしてもバージョンアップが可能です。これまでのERPはカスタイマイズした時点でパッケージとしては凍結されバージョンアップが難しくなり、いわゆるレガシーシステムとなるケースがほとんどでした。一方GENのユーザー企業様は、全て定期的なバージョンアップに対応しています。さぜなら、GENのバージョンアップは、設定や業務運用には全く影響ないからです。さらに、保管するデータもアーカイブ機能により、通常参照するデータとまれにしか参照しない一定期間の過去のデータを区別することで何年使用しても稼働当初のレスポンスが維持できる、まさに持続可能なERPです。

※ GENおよびそのロゴは、GEN株式会社の登録商標または商標です。

2.特徴


直感的なUI

一般的なERPパッケージは、機能が豊富のため画面の数も多く、他画面への遷移も限られています。また個々の画面項目も自社業務に必要ない項目が多く、直感的な操作ができません。

GENは、洗練されたデザインと親しみやすい操作性、使用する項目の自由な選択を可能とし、さらに業務の定型パターンを登録することでオペレーションの生産性も格段に向上します。

業種別の7つのクラウド

メーカーの向けのPRODUCTS、商社向けのTRADING、アパレル向けのWEAR、ITサービス向けのSERVICE、食品・化粧品製造向けのKITCHEN、製造業向けのFACTORY、プロジェクト型の業務向けPROJECTSの7つの業種向けのクラウドを提供しています。さらに、各クラウドにオプション機能も含めることで、各業種を複合的に運営している企業や新しいビジネスモデルにも適用が可能です。


ノンプログラミングでカスタマイズ

GENのBoost機能(ノーコードによるカスタマイズツール)により、帳票作成から任意の項目追加、Excelライクな関数を使った計算ロジックの実装、頻繁に使用する検索条件のテンプレート化、ユーザー毎の画面の項目レイアウト定義など自由なカスタマイズが可能です。

安心のサポート体制

GENはクラウドサービスですが、いわゆるERPシステムですので評価、導入に際してはきめ細かいサポートがないと進みません。トライアル時から本稼働後まで動画も含むオンラインマニュアルはもとより、メールでの対応、GENのチャット機能によるオンラインサポート、WEB会議での打合せなどを利用して、当社コンサルタントが支援します。


3.強力なカスタマイズツール


レポートクリエイター

Excel上で作成できる帳票テンプレート作成機能です。自由なフォーマットが作成でき、GENの標準項目や追加項目を任意の位置に表示することができます。また、Excelの関数も使えますので、項目の値を判断させた条件別の表示や集計後に表示など簡単に実現できます。

フィールドクリエイター

ユーザー定義の項目(フィールド)の作成機能です。文字列、数値、日付、他画面項目の参照項目など設定できます。また、特定の値を選択させるセレクタ項目の設定や、数式を定義することで自動で計算結果を表示することも可能です。

アラートクリエイター

画面からの入力項目の値のチェックが設定できます。警告あるいはエラーの2つの状態が設定でき、値の有無から数値的な条件指定など数式を使用して評価できます。


パーソナライズビュー

ユーザー毎に画面項目の見え方を設定することができます。検索条件、一覧表示項目、登録画面のヘッダ項目、明細項目のいずれの項目も表示の有無、表示順などを任意に設定でき、効率よいオペレーションが実現できます

データコンポーザー

GENと外部システム間でデータ連携する場合に、CSVファイルでの入出力が可能です。CSVフォーマットは、GENの標準フォーマットの他、編集機能により、項目順や固定値の設定、値のスキップなどを編集することで、外部システムのフォーマットに合わせてことができます。

リアルタイム数式

画面の入力項目について、前の項目を入力したタイミングで(登録・更新ボタンを押す前に)予め設定した数式により、自動でリアるタイムに他の項目の値を使って計算します。Excel関数に近い関数が使用でき、柔軟な計算が実現できます。


4.導入手法


◆ GENの導入手法は、一般的なウォーターフォール「要件定義」フェーズでベンダーがユーザー企業の業務要件を“全て”理解したうえ

 で、「カスタマイズ等の開発」を一手に引き受け、「テスト」後に設計書他成果物とともに納入する)方式ではありません。

 このウォーターフォール方式にはいくつかの問題があります。

 ・ユーザー側が必要とする“全ての”要件をベンダーのSEに言葉と文字で伝えるのは限界があり、時間もかかる。

  さらに、設計作業前に要件を伝えきれていない場合は、設計あるいは開発後に設計変更に伴う追加費用が発生する。

 ・要件定義や設計フェーズでの機能の漏れがあっても、開発が全部終わって納品されて使ってみないとユーザーは評価できず、問題があれば

  開発の手戻りや修正が発生し、その規模・影響度によっては、本稼働が遅れる場合もある。

 ・開発の全てをベンダーに任せるため、その品質レベルにより、後になってバグ等による問題が発生する。

  また、コストも増大し、時間もかかり、さらに、稼働後のサポートや機能修正、追加などベンダー依存が強くなり自由な変更が難しくなります。

◆ これに対して、アジャイル開発は、上の図のようにウォーターフォール方式でいうところの、「要件定義」「設計」「開発」「テスト」のサイクル

(イテレーション)を1週間から2週間程度の短期間で回し、これを適用業務範囲毎に繰り返すことでシステムを開発する手法です。

  これを実現するための前提として、まずは、プロジェクトの最初から一連の機能が動く状態(プロトタイプ)が提供されることです。このプロトタ

 イプにテスト用のマスタや各種パラメタ設定を行い、ユーザー企業自らが業務の流れや管理要件に沿って実際に動かしてみて、適合しない

 要件については、都度カスタマイズの可否の判断を行い、次回のサイクル(イテレーション)までにカスタマイズを実施することで、要件の確認と

 テストが実際に動くシステム上で確実に進めることができます。

  ここでで重要なのが、この次回の打合せまでにカスタマイズができるような高機能でかつ誰でも扱え、短時間で作成できるツールが必須となり

 

 ます。 以上の要件を満たしているGENは、まさにこのアジャイル開発方式が最適であると言えます。

◆導入計画事例

以下に、従来のウォーターフォール方式のプロジェクトを実施する場合に、GENを使用したアジャイル手法を適用したケースについて、その計画をご紹介します。

 ウォーターフォール方式に合わせて、「要件定義」「開発」とフェーズは分けてありますが、打合せおよび作業の内容は、要件定義をしつつ並行して、Boost(ノーコード)機能によるカスタマイズを実施し、テスト・評価までを個々の業務単位に繰り返すことにより、要件とカスタマイズ後の機能の乖離をなくし、精度の高いシステムを短期間で構築することができます。

また、この間GENの正式契約をする前段階で各種トライアル期間を利用して、業務要件と標準機能の致命的なギャップを探ることで、万が一中止する場合も最小限のコストでカバーすることができるリスクの少ない手法となります。

この例は、中堅企業での本稼働まで6か月程度の事例ですが、小規模事業者のお客様では、最短で2か月程度で本稼働運用した事例もあります。

5.セキュリティと内部統制


◆万全の情報漏洩対策

・通信の暗号化

 TLSによりユーザーとGENのシステム間通信は暗号化されます。

・パスワードについて

 パスワードはハッシュ化されています。

・ログイン試行回数の制限 

 GENのシステム内で同じアカウントに対してのログイン試行回数を制限できます。

◆データ保全・保護の取り組み

・GENのバックアップ体制

 1日3回、国内リージョン3か所に定期的にバックアップを取得。

・ユーザー自身でもバックアップ取得可能

 主要なデータのCSVによるインポート・エクスポート機能を提供しています。

・更新履歴の保持

 主要なデータ項目の追加・変更・削除等の更新履歴を保持しているため原因の追跡や復旧が可能。

◆外部機関によるセキュリティ診断

・TRUSTeの認証取得

 個人情報保護第三者認証プログラムの国際的スタンダード「TRUSTe」の認証を取得しています。

・脆弱性診断の受診

 セキュリティベンダーによる脆弱性診断を定期的に受診し、「脆弱性なし」の診断結果を維持して 

 います。

6.見積事例


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